アフターダーク
ちょっとだけ酔った。
“「逃げ切れない」と男は言う。
「どこまで逃げてもね、わたしたちはあんたを捕まえる」”
この一説が最近よく頭に浮かぶ。
そして、また戻ってきたという感覚。
いつかは逃げた場所。
今やらなくては、上りきらなければいけない。
◆聴いている音楽
・HOOD
景色のジャケが好きだ。
最近ちょっと気になっているのがバトルズ。
音源も持っていなかったりするのだけれども、この前のプレフューズ73の前座で見た。その時は、いいなって思ったくらい。良質なポストロックだな、と。
ただ日が経つにつれ、気になってきている。
というのも、バトルズの音源を調べていたら、一枚のジャケが心に留まってしまったのだ。
山道から景色を撮ったもの。白いガードレール、生い茂った雑草。奥に山々が見える。
格段特別なものではない。
ただ、その景色から自分が感じるものを確かにバトルズの音楽から感じた(ような気がする)から。
って、フッドのこと書いてないじゃん(笑)。
スゴく好きなバンド。本作のジャケは寒々しい田園風景。
ローファイな宅録のようなものをやっていたときから、ずっとジャケは荒涼とした風景を使い続けている。音もそういったもの。
これは、出たときから飽きずにずっと聴いている。
出たときは、裏キッドAとか云われてた。
でもそれも大袈裟ではない。大名盤。
ボクの中では、ポストロック/エレクトロニカの記念碑的一枚。
アンチコン勢と絡んだりしているのも更に好き好き度を加速させる。
因みに今年出た「アウトサイド・クローサー」も傑作ですよ。